元祖SDガンダム スターガンダムGP01

ガンダムおもちゃ

久しぶりに、元祖SDガンダム旧キットの記事です。
今回は「SDコマンド戦記Ⅱ ガンダムフォース」よりスターガンダムGP01です。メッキとクリアパーツを重ねた部分が特徴的な一体。
スターウルフモードへの変形が可能なほか、パーツを外した軽装モードにも出来ます。

商品名元祖SDガンダム 108 スターガンダムGP01
メーカーバンダイ
発売日1992年
価格900円

箱と説明書

箱 前後
横長の900円元祖らしい箱サイズ。この頃はヘッダー付きの箱。

横面とベロイラスト。

反対側のベロは次回商品、ダースベルガの予告。

説明書の一部。

スターガンダムGP01

GGP-01S スターガンダムGP01

Vコマンドガンダムの命により、ガンダムフォースに助太刀した戦士。
登場当初はキャプテンガンダムFFのライバル的な雰囲気で、途中加入ということもあり、
今見ると戦隊の追加戦士のような立ち位置っぽくも見えますね。

名前やルックスが示すように、ガンダムGP01fbがモチーフ元。背中のブーストポッドなどは、元機体のイメージを残しつつより未来的にアレンジされているのが格好良い。
ブーストポッドに加え、変形用のパーツなども一挙に背部にセットされているので、重心バランスはかなり後ろより。

パッケージイラストと見比べるとよくわかりますが、設定では全身に金色の部分が存在します。が、キットでは一部シールで再現するのみ。
なので、キットのカラーリングは結構寂し目。逆に言えば、派手さを抑えたリアルMSっぽい感じも…?



今回は組み立て済み品を中古で購入したのですが、目のシールは瞳なし版が貼られていました。


可動箇所は首、肩、足の付根と当時の元祖の平均的なつくり。
後頭部が背中のパーツに当たるので、首の可動範囲はちょっと狭め。
また変形の都合上、つま先が下向けられるので、スタンド等で浮かせてポージングする時に効果的かも。

背中
ハイパーブーストポッドは、メッキパーツの上にクリアパーツを被せるという多層的な構造。ソーラーパネルという設定にも
見事にマッチした構造です。
メッキパーツの造形がメカニカルで良いですね。

ブーストポッドは付け根でスイング可動。

ブーストポッドを外した背部。
背中にはブーストポッドの他、側面にウルフモードの後ろ足が付きます。
腰にはウルフモードの前足パーツが。

武器
プラズマライフル
ライフルの青いパーツは後ろにスライドできるギミックがあります。

ウルフシールド
ウルフモードには頭部になるシールド。
こちらも設定では青と金色主体のカラーリングになってますが、キットではほぼ真っ白。

ライフルとシールドは連結が可能。

ポーズいろいろ

スターウルフモード

スターウルフモードへの変形!
ブーストポッドを水平向きにし、腰の前足パーツを外します。

足パーツを後ろに跳ね上げる。

畳まれていた後ろ足パーツを展開。

スターガンダムの拳に前足パーツを取り付け。

頭部のバルカン穴にシールドをセット。

後部にライフルを取り付けて変形完了!


スターウルフモード

キャプテンFFのライオンに対し、こちらは狼に変形。
パーツが後ろに移動するので、狼らしい前後に長いスタイルが再現されていると思います。
MS形態の脚が浮かせられるので、しっかり四足獣の体型になっているのもグッド。

頭部
下顎は別パーツで再現。


前足はMS形態時の関節を活かして。前後スイングや左右の開閉が可能。

後ろ足は構造上横に開く可動は出来ませんが、何重にも及ぶ可動部で、意外と広いポーズ付けが出来ます。


ポーズいろいろ

軽装モード

肩や背部のパーツ、頭部のトサカを外して、軽装モードに。

メッキパーツで露出する電子頭脳。

軽装モードは別売のフォートレスエンペラーGに搭乗させられます。
といっても、合体してしまうと外からは乗ってるかどうか判らなくなるんですけど。

隙間からかろうじて見えるかな~、程度。

ちーびー戦士と

ちーびー戦士版のスターガンダムGP01jr.と
ちーびー版は丸っこい体型で、背部のパーツなどは元祖に比べて簡略化されています。ウルフの後ろ足は背中ではなく肩の後ろに付ける方式に。

スターウルフモード
もちろんちーびーでも変形可能。変形機構は元祖、ちーびー共にほぼ踏襲したものになっていますが、
ちーびーのブーストポッドや後ろ足は一旦外して向きを変えて取り付けるタイプ。脚の跳ね上げギミックは無く、ライフルも使用しません。
ウルフの頭部になるシールドの造形はちーびー版のほうが丸みのある造形で生き物っぽい良造形な気もします。

横から見ると体型の違いが一目瞭然。
ちーびーは構造がシンプルなおかげで立たせやすいです。


「SD武者ガンダム改造大作戦」より。

当時この改造例を見て憧れました。ガンダム野郎にも登場したのだったかな。
手首の改造なんかは今でも難易度高い(元の手首も残して換装できるようにしなければならない)けど、各部スミ入れや胸のクリスタルパーツ貼り付けなんかは
難易度も低く、改造入門にとっつきやすい作例だな~と当時思いました。
実際、当時買ったスターガンダムにマジックで墨入れやった記憶が。


元祖SD版スターガンダムGP01でした。
前述のように、発売当時にも買ってもらってて、今でも好きなキャラクターですね。
ブーストポッドのソーラーパネルの表現なんかは今見てもカッコ良いんだこれが。
また今回云十年ぶりにいじって見て、ウルフモードの脚の可動が意外と良く、ポージングの幅が広かったのも改めて気づきました。

フォートレスエンペラーGも前からちょい出しはしてるのですが、本格的に記事やりたいんですけど。
脚のポリキャップが割れてて自立が出来ないという…。同じサイズの市販のポリキャップを…と思っても大きめのサイズなので
そもそも売られていないし、どうしたもんかなぁと。

コメント

  1. ドーガ より:

    F91ばっか言われますがGP01も出た時期もあってSDだとどこでも扱い良いですよね
    三国伝でも孫堅だったし
    主に騎士のせいで「試作1号機」っていわれても「GP01だろ…」って思っちゃう

    しかし武者でも騎士でもコマンドでも乗り物に乗ってるなあ

    • SKP SKP より:

      >ドーガさん

      コメントありがとうございます。
      未だに、試作1号機よりGP01って呼ぶほうがしっくり来てます(笑)。
      90年代前半は、GP01も出番多かったですね。でっかくGP01の描かれたハンカチなんかも持ってたなぁ…。
      ガンドラでも主役級でしたよね。地上用とFbが別人って設定も、今思うと結構個性的な気がします。

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