今月、プレミアムバンダイや一部ネット通販で販売された、SDガンダム外伝の液晶ゲームです。
ガシャポンのカプセルとハンドルを合わせたような本体にディスプレイが内蔵されており、ハンドルを回すことで画面内でキャラクターをゲットできる遊びが出来ます。
今回発売されたのは、SDガンダム外伝よりジークジオン編と円卓の騎士編の二種類。どちらもかつて発売されたガシャポン商品がモチーフの内容となっています。
商品名 | ムゲンガシャポン SDガンダム外伝 ジークジオン編 ムゲンガシャポン SDガンダム外伝 円卓の騎士編 |
メーカー | バンダイ |
発売日 | 2024年2月21日(プレミアムバンダイ等通販サイト) |
価格 | 各4,950円 |
パッケージ
ジークジオン編のパッケージ。
ブリスター入りのパッケージ。たまごっちとかと似たような感じ。
説明書は入っておらず、バンダイHPにあるのを見なければならない。
ハンドルがあって厚みのあるゲーム機のためか、斜め向きにはいってます。
円卓の騎士編バージョン
ジークジオン編が赤、円卓編が青と、イメージカラーが設定されています。
台紙には、ドット絵で描かれたキャラクターが箔押しで印刷されています。
メインどころのが描かれていて、当てるのが楽しみになります。
円卓編の線の多いキャラクターもうまくドット絵で再現されていますね。
ジークジオン編
まずはジークジオン編から。
赤い筐体。サイズ自体は、昔のガシャポン100円カプセルに似た大きさで、後部にハンドルがくっついているのがポイント。
前方部分はカプセル同様の透明の球体で覆われており、その内部に白黒の液晶画面がセットされています。この球体は取り外し不可。
基板の一部も見えるのが、昔流行ったスケルトン仕様みたいでよいですね。
でもこの球体のおかげで、画面見えづらかったり写真が撮りにくかったり…。
後部のハンドル
ガシャポン筐体のハンドルをイメージしたハンドルで、これを回転させることにより、ゲーム内でキャラクターを入手できます。
ハンドルにも時計回りの矢印が刻印されており、その向きに回します。回した感覚は、カチッカチッと手応えのある感触。
一応反時計回りにも回せますが、内部のスイッチのことも考えるとちゃんと時計回りでやったほうが良いかなと思います。
ぱっと見ではボタン類が全く無さそうな本体デザインですが、左右の◯で囲った部分がボタンになっています(あと上側にリセットボタン)。
主に左側のボタンで選択、右側ボタンが決定という役割。
キーチェーンが付き、バッグ等にぶら下げて持ち運べます。
昔の、上下分割タイプの100円ガシャポンのカプセルと
ムゲンガシャポンはハンドルが付いてますが、それ以外は似たようなサイズ感。
画面説明
画面上に足のグラフィックが写っている、この画面がメイン画面になります。
画面上部にはメーター、下部にはコイン枚数が表示されており、歩くことでメーターが溜まっていき、満タンになるとコインが一枚補充されるという仕組み。
歩いて振動が伝わると、足のグラフィックも歩くアニメーションになります。
歩数は表示されないので、歩数計としての使用は無理です。実際歩いてみると、大体100歩ぐらいで1コインなのかな?
一度起動すると、このメイン画面が常時表示される様になっていて、画面を消してスリープ状態にしたり一定時間経過でスリープになったりはしません。なので電池の持ちが心配になります。
また、メイン画面で左右ボタン同時押しで音声のオンオフが出来ます。コイン入手した時も、アニメーションとともに音が流れるので、持ち運ぶ場合は消音しておいたほうが良いです。
メイン画面でハンドルを回すと、コインを一枚消費。アニメーションが流れて、キャラクターをゲット。
起動直後の初期状態ではコインは5枚入手した状態になっているので、いきなり回せます。
最初の一体はキラーズゴックでした。
この歩いてコインを貯めて、ガシャポン回してキャラゲット…というのを繰り返していくゲームで、最終的に全キャラクターを集めるのが最終目標となります。
入手したキャラを育てる…とか、敵と戦う…みたいな要素はありません。
メイン画面で左側のボタンを一回押すと、モードセレクト。
この「ガシャポン」モードは、メイン画面で回した時に出るキャラの弾を選ぶモード。
上の「ガシャポン」モードを右ボタンで選択すると、この様に弾セレクト画面に。
ここで、回したい弾を選択します。
このジークジオン編では以下のタイトルが用意されています。
シリーズ名 | ラインナップ数 |
ラクロアの勇者パート1 | 12 |
ラクロアの勇者パート2 | 12 |
伝説の巨人 | 12 |
アルガス騎士団パート1 | 12 |
アルガス騎士団パート2 | 12 |
光の騎士 | 12 |
全6弾、合計72体のキャラクター。公式サイトによると、これにまだ隠されたキャラもいるらしい…?
昔のガシャポンを踏襲しているであろうラインナップで、ラクロアやアルガスが二弾あるのも当時の再現。
メイン画面で左ボタンを2回押すとコレクションモード。
これまでに当てたキャラクターを閲覧できます。
ガシャポンモードと同じく、弾を選びそこからキャラ選択という流れ。
キャラグラフィックは派手なアニメーションはしませんが、上下に呼吸するように動いたり、左右スライドで動いたりします。
グラフィック画面で決定ボタンを押すと名前と入手個数が。
そこからもう一回決定ボタンを押すと、この画像のように、HPとともに当時ガシャポンに付いていたというシール裏の文言が流れます。
文字は、ひらがな・カタカナに加えて漢字類もしっかりグラフィックに起こされています。
文章量結構多い割にスクロールが遅いのがややストレスですが、選択ボタンを長押ししている間はスクロールが高速化されて読みやすくなります。
入手したキャラクターはグラフィックが表示されますが、未入手のキャラはこの様にシルエット表示で選択できません。
初期5枚のコインで入手できたキャラ。上のキラーズゴックもそのうちの一体。いずれもラクロアの勇者パート1より。
僧侶ガンタンク
戦士ザク
スライムアッザム
ブラックドラゴン
二回目でこいつ出たのは嬉しい。
「魔王サタンガンダムの仲間らしいのだが、その正体は謎に包まれたままだ。そのパワーは想像を絶する!!」
ちなみに文言はこんな感じ。
円卓の騎士編
こちらは円卓の騎士編。
収録弾やキャラクター以外はジークジオン編と同様です。
収録弾は以下の通り。
シリーズ名 | ラインナップ数 |
ヴァトラスの剣 | 12 |
流星の騎士団 | 12 |
キングガンダム | 12 |
円卓の騎士 | 20 |
全4弾、56キャラクター。
弾数自体はジークジオン編より少ないですが、円卓の騎士弾は最多の20キャララインナップ。
こちらも初期状態でコイン5枚あるので、5回回しました。いずれもヴァトラスの剣弾。
鎧騎士ガンダムF90。
カードダスイラストをドット絵に起こしてるのかな~と思ってたんですけど、F90は頭の向きがイラストとはちょっと違いますね。正面向いてる。
呪術師ダーティギャン
闘士シュツルムディアス
邪騎士ザクエス
魔剣士ザクロード
新旧外伝電子ゲーム。三十云年の歴史。
同じ電子ゲームでも、内容はかなり変化しましたね。
持ち運びの方法
これも外伝35周年の一環ということになるんでしょうか。外伝の電子ゲーム商品。立体物やカード等とはまた趣の異なる、面白いアイテムだと思います。
今どきだとスマホアプリとかでも出来そうな内容ですが、このどこか懐かしい液晶画面やボタンとハンドルを備えた本体の手触りなんかは、やはり実体のある電子ゲーム機ならではの楽しさですね。
何が出るのか期待しつつカリカリハンドルを回すのは、実物のガシャポンにも共通するワクワク感があります。
これは是非とも、全キャラコンプまで歩いて回し続けたいと思います。ただ、これカバンに付けて歩いたりすると球体の部分が傷だらけになりそうなので、
自分の場合は巾着に収納してそれをカバンに忍ばせて歩数稼ぐ…って方法になりそうです(上の画像)。
日々の楽しみがまた一つ出来ました。
amazonの商品ページです
ムゲンガシャポン SDガンダム外伝 ジークジオン編
ムゲンガシャポン SDガンダム外伝 円卓の騎士編
コメント
万歩計と携帯ゲームの融合というと二十五年ぐらい前に発売されたメタルウォーカーというゲームを思い出しました。
それは万歩計の歩数と連動してエリア内を移動し、遭遇した敵メカとも戦えて自機を強化できるというやりこみ要素満載のものだったのですが万歩計という仕様上屋外でやると警告音が聞こえにくく気が付いたら全滅してたという体験があるので万歩計と合わせたら今回のような緩さが丁度いいのかもしれませんね。
>そそさん
コメントありがとうございます。
メタルウォーカー、ググって調べてみたのですが、歩数計機能が見事にゲームシステムに組み込まれていて面白そうなゲームですね。画面が複数あったりするのも素敵です。
HPの回復や移動の方向転換など、持ち運び時も結構やる事多いっぽくて確かにムゲンガシャポンほど緩く無さそう。
でもその分、ゲームの遊び甲斐はメタルウォーカーのほうが高そうですね。中古とかで見つけたら手にしてみたいです。