ポケットヒーロー仮面ライダーSDまつり、第4回にしていよいよ最終回。
最後を飾る今回は大型商品、ライダーキャリア。
前3回で紹介してきたライダーマシーン5シリーズを格納できる巨大なキャリアマシンです。
商品名 | ポケットヒーローシリーズ 仮面ライダーSD ライダーキャリア |
メーカー | ユタカ |
発売日 | 1994年 |
価格 | 4800円 |
箱
箱裏側が説明書になっています。
ここに書かれているように、一部シール貼り箇所あり。今回は中古で入手したので、すでにシールが貼られていました。
ライダーキャリア
ライダーキャリア
仮面ライダーSDに登場する、マイティライダーズメンバーの移動基地。ライダーらしくバッタモチーフのデザイン。
トランスポーターの役割があり、内部に各ライダーのマシンを格納し、カタパルトにより発進させることが可能。
また、喫茶ルームアミーゴも設備されており、ライダーたちの憩いの場でもあります。
おやっさんこと立花藤兵衛が操縦。
商品は、前後幅30cm、全高約13cmのビッグサイズ。各部ハッチが開閉し、内部にマシンやフィギュアを搭載できます。
各部にメッキやクリアパーツが使用されており、豪華な仕上がり。
前の持ち主さんによるものだと思いますが、シールがかなりずれたり斜めってたり…。でも遊ぶ分にはさほど問題ないし、シール貼り済みのおかげで値段も安かったので良しです。
コクピット部
キャノピーはクリアパーツ。
後頭部?にツノを取り付けます。
キャノピーを開けて、内部にフィギュアをセットできます。クリアパーツ越しにシールが見えるのも良い感じ。
おやっさんのフィギュアとかも付いててほしかったですね。
センターデッキ部分
ここもクリアパーツで、開くことができます。
ここがアミーゴなのか? メニュー表のシールが貼られていました。
これは、自由に貼れる、あまりシールの中の一枚です。にしてもこんなシールも入っているのはマニアックな遊び心。
ライダーを集わせるにも良い場所。
でもやっぱりライディングポーズのフィギュアだと立たせにくいですね。こういう時は普通の立ちポーズのフィギュアが欲しくなります。
屋根に付いてる、銀メッキのセンタードームは可動式で、倒すことができます。
バッタの脚がうまくメカニカルにアレンジされたデザイン。設定ではこの脚を利用した大ジャンプも可能だとか。
接地してる部分はキャタピラ。商品ではダミーです。
底面から見たところ
キャタピラ部分にタイヤが入っており、これで転がし遊びが可能。
フロントハッチ
開いたところ
内部はカタパルトレールが収納されており、この部分にライダーマシンを格納します。
カタパルトレールは移動式で、前方にずらせます。
輪ゴム動力でカタパルト可動、マシンを射出! スイッチは丸い突起の部分。
最初に入っていた輪ゴムはもう劣化していたので、手持ちのを3重巻きにして取り付けました。
この部分は、概ねマシンを7台格納できます。
リアデッキのハッチ
シールにはヘリポートのようなデザインが施されています。
ハッチを開くことでリアデッキ展開。
付属のライドロンがピッタリ入る寸法。
また、ライダーバイクも約4台入ります。
カタパルトと合わせて10台以上の格納ができるので、かなり収納力が高いキャリアですね。
バイク・ライドロンともマシンにライダーを乗せていると、リアデッキハッチが閉じられないのは残念なところ。
このデッキの床が可動して、下部のカタパルトレールに繋がるスロープになったりしても面白かったかも。
スロープを使って発進!
マシンがコロ走行可能なので、実際に転がして発進遊びが出来ます。
割と転けることなく綺麗に走ってくれるので、結構楽しい。
前後ハッチオープン
後部は下側にもハッチが存在、開閉が出来ますが、ここはマシン格納・発進用というよりは、カタパルトのスイッチを押すための機構の意味合いが強いのかな。
付属フィギュア&マシーン
仮面ライダーJ&ジェイクロッサー
商品内にはいくつかのフィギュアとマシンも付属。他商品がなくとも遊べるオールインワンのプレイセットとなっております。
こちらは仮面ライダーJとジェイクロッサー。ライダーマシーン5シリーズと共通の仕様となっています。
ついにJも仮面ライダーSD参戦。でもバイクはネオマシンにはならずノーマルままの様ですね。
バイクから降ろしたところ
緑のラインも塗り分けられています。
仮面ライダーBLACK RX
シャドームーン
RXとシャドームーンの立ちポーズフィギュア。
こちらは、立ちポーズフィギュアの「ポケットヒーローシリーズ 仮面ライダーSD 仮面ライダーVS怪人軍団」シリーズと同仕様のフィギュア。
上記のシリーズではこの2体は登場しなかったので、それを補完するラインナップですね。
可愛らしい二頭身フィギュア。シャドームーンはディテールも細かく造形されていますね。
ライドロン
RXの乗る自動車、ライドロンも登場。
プラ製で、ネオ化されていないノーマルマシンでSD化。
後部など、ディテールが省略気味。コロ走行が可能です。
後ろの凹みにフィギュア搭乗可能。
本来の設定なら黒いキャノピー部分の中がコクピットなんですけど、サイズやパーツ数の兼ね合いもあるのか、この場所に乗ります。
まぁSDなら、ここでも似合ってるかな?
付属のRX以外の、ライディングポーズフィギュアでも乗ります。
RXの二大スーパーマシン
立ちポーズとライディングポーズフィギュアの違い
RX編。
シャドームーン編
ネオライダーズ
真は…。
写真いろいろ
マイティライダーズ発進!
迫力のライダー軍団
マイティライダーズ集合
トミカのつながる道路、ぴったり二車線分のサイズ。
なんか本当このシリーズ、トミカとの親和性高いなぁ…。
マイティライダーズでは一番新入りだったRXにも後輩ができました。
「とうとう追い詰めたぞ、シャドームーン!」
「フッフッフッ…だム~ン」
なんとグランショッカーの罠だった!
ネオライダーズ大ピンチ!
ドカ~ン!!
「!!」
助けに来たぞ!!
マイティライダーズとグランショッカーの戦いは果てしなく続く…!
ネオバーチャルベースと。二大ヒーローの二大基地!
2つ並ぶとすごいスペース。
RXとタロウ、もしくはグレートの並びってやはり世代的にはたまらないものがありますね。νガンダムやF91も加えてやりたい。
持ってないけど、SDガンダムもポケットヒーロー出てるんですよね。ノーマルと戦国伝。
仮面ライダーSD展開当時、食玩の小さなライダーキャリアは持ってた記憶があります。
こっちのポケットヒーローの方は、ライダーSD展開からしばらく経って発売されたということもあり、発売当時は存在すら知らなかった商品でした。
なので後年存在を知った時は非常に後悔したものでした。この辺バーチャルベースシリーズも同様で。
それで、長年入手の機会をずっと伺っていたのですが、昨年ついに入手出来た時にはもう本当に嬉しかったですね。
商品はなんといってもこのサイズ感が魅力的。
マイティライダーズマシンをほぼ全て格納・発進遊びができるこの大サイズ。食玩ライダーキャリアでは味わえなかったこの大スケール感は、
まさにライダーSD展開当時こういうのが欲しいなぁと思っていた商品そのものでした。
また、おまけのフィギュア&マシン類も魅力的ですね。
ポケットヒーローで展開されていた「仮面ライダーVS怪人軍団シリーズ」と「ライダーマシーン5シリーズ」、両方を補完するかのような素敵なラインナップ。
こうしてみると、ポケットヒーローの仮面ライダーSDシリーズの集大成とも言える商品セットだと思います。
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