前回のクラウドアクロスから続きの記事です。
今回はいよいよクラウドアクロスとグランドダイオンの合体形態、超弩級基地型重機動マシン ロボットベースGX編です。
一回で纏まるかと思ったのですが纏まらなかったので、記事を2回に分ける予定です。
まずは、人型のロボットベースGX編です。
商品名 | ダイアクロン DA-100 ロボットベース:空中機動要塞<クラウドアクロス> |
メーカー | タカラトミー |
発売日 | 2024年2月24日 |
価格 | 68,200円 |
商品名 | ダイアクロン DA-100 ロボットベース:陸上機動戦艦<グランドダイオン> |
メーカー | タカラトミー |
発売日 | 2023年4月1日 |
価格 | 63,800円 |
2大マシン連結
2大マシンの合体解説。
グランドダイオンの二脚型重機動マシンモードからスタート。
足の付根や膝部分にクラウドアクロス付属のロックパーツを付けています。
足の付根のロックパーツ。
太ももと腰の間に挟まるように付き、上半身の重みで上半身が勝手に倒れるのを防ぎます。
膝のロックパーツ。前後に付けます。後ろ側のは上下似たような形状ながらちゃんと上下が決まっているので、注意。
こちらも上半身の重みで膝関節が勝手に動かないようにするためのパーツ。
これらロックパーツを付けることでロボットベースGX形態でも安定して立たせることが出来ます。
使わなくてもロボットベースGXにできますが、やはり立たせた時は不安があるので、ロックパーツは使ったほうが安心して飾れます。
ロックパーツ付けたときの可動は、開脚ができる程度。
足を前に向けたり膝を曲げたりする時にはロックパーツを外します。
そんなロックパーツを付けたグランドダイオンにクラウドアクロスがドッキング。
ランディングギアを出した状態のクラウドアクロスをいきなり上に乗っけます。
ランディングギアを畳んだ状態(矢印の向き)に。
これで、二大マシンのジョイントが固定されます。
上半身、腕パーツとバックパックのジョイントを外します。
バックパックの向きを変えます。
腕の向きを整え、
腕を開き、腕内部に格納されていた手首を回して出します。
左右両腕とも行います。
頭部の変形
頭部を前後逆向きに。
頭部全体を後ろにスライドさせ、ガンナーブリッジをジョイントに接続。
頭部のみを前にスライドさせ、ガンナーブリッジを切り離し。
頭部前側を上に起こすことでフェイスが出現。ロボットベースGXの完成!
この、合体のラストにフェイス部がぐわっと出てくる様は初見時に感動しました。
ロボットベースGX
ロボットベースGX
ダイアクロン隊最大・最強の超弩級基地型重機動マシン。これまでのダイアクロンロボを遥かに凌ぐ巨体。
足元から頭頂部のアンテナまで約62cmの超大型ロボット。その姿はただただ大迫力の一言。
デザイン的にはかつてのロボットベースを踏襲しつつも現在風に。ディテールもこの大サイズに似合う密度感のあるディテールが各部に施されています。
元々が重量級だったマシン二機が合体しているので、重量もかなりなもの。普通に機体の向きを変えるだけでも結構大変。
全身には、可動ギミックに加え、各分離マシンから引き継いでいる各種ギミックも使用可能と、この巨体の各部にギミックが
てんこ盛りに詰め込まれています。
頭部
口付きのイケメンフェイス。フェイス部がピカピカな仕上がり。
画像だと分かりづらいですが、目がクリアパーツを生かした集光仕様で、上から光を当てると目が光っているように見えます。
首部分に関節が仕込まれており、回転や仰角もばっちり。
幅広い可動範囲を持ちます。
後頭部のレバーを上げると、目元にプロテクトバイザーが展開。
後述のフリーゾンビームキャノンGXの発射時などに展開させます。
ちなみに頭部は、ガンナーブリッジが前面にきた、メカニカルな印象の頭部にも出来ます。
ダグラム的な。
胸部
クラウドアクロスではブリッジだった部分。
もちろんロボットベースGX状態でも開閉が可能。
屋根部分を上げる場合は、頭部を後ろにスライドさせてから開けます。
この形態だと、中央のコマンダーシートを上げた状態にします。
クラウドアクロスのエレベーターは、ロボットベース形態ではグランドダイオンブリッジとの連絡手段となります。
この時、グランドダイオンブリッジ後部のドアは開けた状態でエレベーターを降ろします。
ただこのエレベーターギミック、グランドダイオンのブリッジ内部が影になって、正面からは殆ど見えないんですよね。
あと、クラウドアクロスによってダイオンのハッチも塞がれている為、ダイオンのブリッジを開けて内部にアクセスすることは出来ないので、
両ブリッジをエレベーターで隊員が行ったり来たり…なんて遊びも難しいのがちょっと残念。
合体時でもダイオンのブリッジを前方にスライドして分離させることは可能です。
エレベーターが降りた状態でもOKなので、ダイオン側隊員をアクロス側に上げる遊びをしたい場合は、
画像の状態でピンセットなどを使って隊員をエレベーターに乗せる→ダイオンブリッジを戻す→ダイヤルを回してエレベーターを上げる
みたいな感じになるでしょうか。なかなか手間かかりますね…。
腕
肩・肘・手首の可動や肩と上腕の回転軸など、小サイズ商品にも劣らない、十分な可動箇所があります。
各関節はクリック式。前回にも書きましたが、この大サイズならではのガッチンガッチンと鈍く鳴る関節の音や手触りは実に魅力的です。
これだけ肩動かせると、肩の格納庫内部のメカや搭乗員は腕動いてる時にえらいことになりそうな(笑)。
でも多分、ロボットベース合体前に脚のも含めて艦載機は離脱するんでしょうね。公式動画でもそうだったし。
指の関節も、人間の手のように指の一節一節が可動します。
人差し指と小指の付け根は開けるようになっており、これが手の表情付けにもより効果を発揮しています。
中指と薬指もこの様に開ければもっと良かったんですけど。今のこの構造だとゴッドフィンガーの手は出来ない。
手の甲を上にスライドするとナックルグラビトンが出現。
胴体
中央格納庫や格納式砲座、FZメガミサイルはロボットベース形態でも使用可能。
腰後ろ
デッキやリフトは畳んだ状態になります。
デッキ展開やリフトをダイオノヴァ状態にすることも可能。
まぁ、デッキ展開したとはいえ、この状態でデッキの上に立ってる隊員とかいたら相当な命知らずだなぁ…と。
ロボットベース歩くだけで吹っ飛ばされそう。
背中
左右両方にフリーゾンビームキャノンGXをマウントしています。
中央の格納庫も機能しています。
ガンナーブリッジは後部砲塔となります。
キャノンを前向けて、ガンキャノンみたいに出来ます。
でもこれ、フリーゾンキャノンのバレルだけ前向いてるような状態なので、何も発射出来なさそう。
フリーゾンビームキャノンGXの展開
フリーゾンビームキャノンGXは、ダイアクロンらしい、システマチックな展開機構を持ちます。
まずは、手首を格納し、腕を上げます。
肘を曲げて、上腕のジョイントとビームキャノンのジョイントが向かい合った位置にします。
ビームキャノンを上にスライドさせて、上腕ジョイントに結合(緑矢印)。
更にバレル部分を回転させ下に向けます(黄色矢印)。
腕を開き、キャノンとバックパックが完全に分離しました。
腕をもとの向きに戻した状態。
これだとまだフリーゾンキャノンの位置がおかしいので、上腕のグレー色のパーツを動かして正しい位置にします。
グレー色のパーツを回転、押し込んで正位置にし(黄色矢印)、ロックパーツで固定(緑矢印)します。
これでフリーゾンビームキャノンGX装備完了。
今回は左腕でやっていますが、右腕側ももちろん可能です。
フリーゾンビームキャノンGX
壮絶な破壊力を持つロボットベースGXの最終攻撃兵器。
前述のシステマチックな行程でもって装備するこの武器は、見た目・機構ともにまさに必殺兵器らしい説得力があります。
また、上記の行程を踏まず、バックパックからキャノンを外し腕に接続する方法も可能です。
砲身にはレバーがあり、これを動かすと、
砲身が展開、先端が伸びて、キャノンの発射時をイメージした機構が。
パーツの展開により、内部のクリアパーツが露出され、これにより砲口のクリアパーツも発光したような効果が得られます。
キャノンをパージした感じにも。
両腕にフリーゾンキャノン装備。
この画像だと、キャノン砲口の光ってる感じわかりやすいですかね。
下半身
クラウドアクロスからの変化の大きかった上半身に比べて、脚はグランドダイオンの二脚型モードとほぼ同じっていうか。
ロックパーツもあるとはいえ、この重量を支えてくれている、しっかりした脚です。
ロックパーツを外して、脚部のポーズ付け。
ポーズによっては、上半身の重みに負けててんやわんやになることもありますが、これぐらいのポーズなら普通に出来ます。
二脚型重機動モードの時は蹴りポーズとかもなんとか出来たんですけど、こちらは流石に無理。
また、腰部分も回転できます。
各種砲塔の展開や、足首ハッチオープン。
ポーズいろいろ
全装備展開。
バックパックにミサイルポッドのようなディテールがあったので、これも前向ければよかった。
前後ひっくり返して、ダイオノヴァを活かしたような感じで。
ダイアックロ~~ン
耳?のところにスチールシートが貼れて隊員を置けるので、ダイアクロンロゴみたいにできるのも嬉しい。
サイズ比較
隊員サイズ基準で見たら、もう途方も無い大きさです。ビルみたい。
比較用に、左下のガンダムは1/144キット。
62cmというと、前に買ったメトロフレックスとかフォートレスマキシマスもたしかこれぐらいの大きさなので、一緒に並べてみたかったんですけど、もう出して置く場所がないという。
他の商品もあると、なんとなくアオリで撮りたくなりますね。拡張した撮影ブースでもチラチラ見切れるのが恐ろしいサイズ。
久々にパワードコンボイ弄ったんですけど、ロボットベースを体験したあとだとこれぐらいのサイズでも非常に弄りやすく感じます。
片手で持てるもんなぁ。
同じ構図でも角度変えると結構印象変わる。
人型形態のロボットベースGXでした。
他商品と並ぶと良くわかりますがめちゃくちゃなデカさですよね。さすが超弩級基地型高機動マシン。
ダイアクロンの場合、隊員フィギュアというわかりやすい単位があるのでこの巨大さもより実感できます。
この大サイズの中にギミックも豊富で、個人的にはよく動く指やフリーゾンキャノンの装着ギミックがすごく気に入っています。
キャノンと腕の接続とか、キャノンが付いた上腕のパーツがグリンっと回るところなど、触っていて心地よいです。
ダイアクロンロゴにもなっている、いわばシリーズの「顔」たるロボットベース。その現代版をついに手にする事ができて感無量であります。
ロボットベースGXの記事は、次回に続きます。次回は機動要塞GXモード編です。
ロボットベースGXの変形形態で、基地玩具要素が強くこちらも遊べる形態。更には別売りのプション装備の装着なども。
過去記事 ダイアクロン
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